ゲームをするたび、終わらせたくないなあと思う。
エンディングを迎えたあと、ゲームによってはクリア後の世界が見られることもある。ラスボスを倒す前に戻って追加要素や別エンディングを楽しめる場合もある。そして無情にもタイトルに戻るだけで、クリアした形跡がなにも残らないゲームもあるのだ。
このゲームはエンディングのあとどうなるのか? ストーリーのネタバレを恐れて確認することができない。すると一度エンディングを迎えることからすら遠ざかって、クリアしないまま積んでしまう。
物語が「旅は終わらない」と言おうがどうしようが、私が「積む」という形で終わらせてしまうのだ。
「謝ってくれればそれでいい」
なんて言う被害者をニュースで見ることがある。
理解ができない。たかが言葉ひとつ、いくらでも嘘をつけるし、いくらでも反省した振りは作れる。賠償や罰を求めた方がいいのではと外野から思う。相手がそんな対応をするのなら、害するだけ得じゃないかとさえ思う。
「ごめんね」
これだけで気が済む人間もいるということか。
コストパフォーマンスが高い言葉だ。
半袖は苦手だ。
正確には肌を出すのが苦手なので、短いボトムスも同様に苦手だ。
それなのに、小さい頃から暑い時期は大人から肌がよく出る格好を強いられてきた。
「見ているだけで暑い」
「熱中症になる」
「実際暑いでしょ」
と丸め込まれて着させられた服の着心地はどれだけ悪かったことか。
日焼け止めというものも知らず、肌は冬まで黒々としていた。
半袖を着させられる夏が嫌いだ。
羽織物を着て、日焼け止めをこまめに塗ってもなお、嫌な思い出に苛まれている。
春の運動会シーズンも終わった頃だろうか。
運動会と言えば天国と地獄。日本で有名なクラシック音楽のひとつだ。
クラシック音楽だと初めて知ったときは驚いた。音楽には縁遠い生活を送っていると思っていたので、日常に有名な音楽家の作った音楽があるとは思いもよらなかった。
今でもまだ私が気づいていないクラシック音楽があるだろう。つい聞き流しがちなので、なかなか気づく機会がないのが惜しい。
月に願いを。
月は願いを叶えてくれるか? 太陽は?
広義の星。別に星も願いを叶えてくれる訳じゃない。そういう言い伝えがあるだけ。
叶っても叶わなくても。願いをかけるだけタダだから。