" 月曜日 "
社会人になってこの日が
1番最悪な日になった、、
小学生では中学生に
中学生では高校生に
次の代へと憧れがあった
社会人になる以前、
社会人になって稼ぎたいとか
趣味に繋げたいとか
思っていたのは事実だが
今は素直に思う。
学生に戻りたい
あなたはいつに戻りたいですか?
『 妹ができるの、、!? 』
小さい頃、ボクは飛び跳ねながらそう言った。
一人っ子だったボクにとって嬉しい報告だった。
当時4歳だったボクは兄妹のいる友達が羨ましかった。
そんなボクにもついにできると舞い上がった。
けれど、その4年後両親が離婚し、
ボクと妹はそれぞれ引き取られって行った。
その妹のことをボクは忘れることは出来なかった。
その数年後、高校生になったぼくが
友人の家に行くと友人の妹と同級生の子がいた。
その同級生の子が、ボクの実の妹だと知ったのは
大学生のときだった。
だが、そのことを妹は知らない。
この関係を崩さないようにボクはその秘密を言わない。
何度告白されても、、、
あなたは気づきましたか?
だれにも言えない秘密、、、
言わない方がいいこともありますよね、、、
『 怖い、、狭い、、助け、、 』
そこでふと、目が覚める。
小さい頃の記憶。狭く暗い部屋にいる。
なぜそこにいるのか、その後どうなったのか
前後の記憶がぼくにはない。
ただ、かすかに覚えているのは
どこの誰か分からない黒い影が
『 大丈夫。 』
と言ったということ。
男か女か分からないが、とても落ち着いた声。
それが誰かは気になるが、
この記憶を振り返ろうとはしたくない。
どこか、思い出しては行けないような
そんな気がする。
あなたには思い出せない、思い出したくない
そんな思い出はありますか?
『 す、、好きです! 』
あぁ。 "また" だと思った。
顔がいちごみたいに紅くなってる
その顔を何度見たか。
目の前にいる彼女が
ぼくにこれで5回目。
ぼくはその度に彼女にいう。
『 キミとはこの先ずっと付き合えない 』
彼女は何度も涙ぐむ。
泣きたいのはボクの方だ。
本当はボクも、、キミと、、、
付き合いたくても
付き合えない。
その理由はまだ言えない。
まだ、だれにも、
あなたはどうしても言えない秘密は
ありますか??
『 良い嘘と悪い嘘? 』
ぼくが5歳の頃、
母さんが話してくれたのを今でも覚えてる。
"悪い嘘はつかず、良い嘘をつきなさい"
母さんは真面目な顔でそう言った。
良い嘘はその人を守る。悪い嘘は相手を傷つける。
だからこそ自分の言葉に責任を持ちなさい。
それが母さんの教えだった。
そんな母さんはぼくが7歳の頃に亡くなった。
その母さんの言葉をぼくは今でも大切にしている。
あなたにとって大切な言葉はなんですか?