麦わら帽子
あの夏の麦わら帽子 ただ風になびく
君の笑顔は眩しすぎて 微笑ましくなる
青空の中に広がる雲はとても綺麗で
綿あめみたいだねって 君は言ったね
夏の日差し浴びた あの向日葵は
君の楽しそうな声を受けて
太陽の下でしゃんと咲く
一つ一つが小さな思い出として
キラキラと輝いた
小さな麦わら帽子 被った君は
花と一緒に踊り出す
蝶と一緒に歌い出す
ららら〜と楽しそうに
思い出の麦わら帽子は
月日が経っても私の心にずっとある
終点
生きてきた人生
半世紀 色々あった
明るく笑える事を
思い出すのが難しいくらい
大変な人生だった
夢を追えども
その道は開けておらず
遥か遠い物で
その道程に時に疲れて
迷い迷って遠道をした
辛くて流した涙が止んで
いつか虹が出るのか
そんな事なんて分からない
だけど諦めきれなくて
過去 どんな道を辿っていてもいい
人生の終点を
笑顔で迎えられる様に
ただ努力するだけ
泥んこになってつまづいても
蝶よ花よ
貴女は今
華麗に飛んでるんだろうか?
そちらの世界はどんな色ですか?
貴女の好きな花も
咲いていますか?
ぽっかりと空いた
私の心
貴方が居なくなったと知った朝
野に咲いた花にそっと止まった蝶は
貴女ですか?
野に咲いた花はそれとも貴女ですか?
貴女みたいに強くなれないけど
今見えた蝶や花に勇気を貰った
見上げてごらん 空を
そう聞こえた
燦々と注いでくる日差し浴びて
今日生きてる事に感謝しよう
ありがとう 鮮やかな蝶よ
ありがとう 鮮やかな花よ
最初から決まってた
どんなに遠道をした所で
産まれた時から決まってた運命
幸せになるために
迷い迷った先に
辿り着いた優しい大地のようだった
私はここで
好きな人に囲まれ
好きな歌を歌い
好きな詩を書いて
温かい最後を送れるように
最後はきっと笑えますように
遠道の先は険しいものじゃなくて
柔らかな日差しに囲まれた
温かい場所だった
私の横にはあなたがいてくれた
私はあなたに出会えて幸せです
太陽
太陽のようだったよ
君の笑顔
何だろう?この感覚
初めて知ったよ
まだ小さな手なのに
何故こんなにも
力貰えるの?
何故こんなにも
勇気貰えるの?
私が生まれてきた意味
やっと分かった
君に出会う為なんだね
太陽のようだったよ
君の笑顔
何だろう?この感覚
幸せ感じたよ
この手を私は守る為
生きていくんだ
それが私が生まれてきた証で
母という証
何よりも大切にする
太陽のような笑顔守る為