蝶よ花よ
貴女は今
華麗に飛んでるんだろうか?
そちらの世界はどんな色ですか?
貴女の好きな花も
咲いていますか?
ぽっかりと空いた
私の心
貴方が居なくなったと知った朝
野に咲いた花にそっと止まった蝶は
貴女ですか?
野に咲いた花はそれとも貴女ですか?
貴女みたいに強くなれないけど
今見えた蝶や花に勇気を貰った
見上げてごらん 空を
そう聞こえた
燦々と注いでくる日差し浴びて
今日生きてる事に感謝しよう
ありがとう 鮮やかな蝶よ
ありがとう 鮮やかな花よ
最初から決まってた
どんなに遠道をした所で
産まれた時から決まってた運命
幸せになるために
迷い迷った先に
辿り着いた優しい大地のようだった
私はここで
好きな人に囲まれ
好きな歌を歌い
好きな詩を書いて
温かい最後を送れるように
最後はきっと笑えますように
遠道の先は険しいものじゃなくて
柔らかな日差しに囲まれた
温かい場所だった
私の横にはあなたがいてくれた
私はあなたに出会えて幸せです
太陽
太陽のようだったよ
君の笑顔
何だろう?この感覚
初めて知ったよ
まだ小さな手なのに
何故こんなにも
力貰えるの?
何故こんなにも
勇気貰えるの?
私が生まれてきた意味
やっと分かった
君に出会う為なんだね
太陽のようだったよ
君の笑顔
何だろう?この感覚
幸せ感じたよ
この手を私は守る為
生きていくんだ
それが私が生まれてきた証で
母という証
何よりも大切にする
太陽のような笑顔守る為
つまらないことでも
どんなにつまらないことでも
傍で君が笑ってくれたら
僕は笑えるよ
どんなに美味しくない物でも
傍に君がいるだけで
僕は幸せだよ
そんな物だよ
きっとね
つまらない日常を
素敵に過ごすには
僕には君が必要なんだ
つまらない日常を
ハッピーに過ごそう
つまらないことでも
ハッピーにして行こう
つまらないことが
輝けるように
小さな幸せ集めていこう
この小瓶の中に
病室
あの日の病室は
小さな川に向かう
橋が掛かってたのかな?
2日前に私の家族が
貴方に会った時は
元気そうだったと聞いた
なのに神はイタズラね
いきなりだよね
私は貴方に会えなかった
さよならも言えなかった
冷たい無機質な真っ白な世界から
淡く優しい世界に行けたのかな?
小さな産声を上げる瞬間も
小さな命を閉じる瞬間も
この病室は色んな景色見てきてる
少し色褪せた壁も
それをまるで物語ってるみたいだね
白い壁は白い雲だよ
けして無機質でもなく
新しい世界への入口だった