「心の日記帳」
開けない 開けない
心に記すこの日記帳
あの日閉じてしまった
心の扉
開かない 開かない
硬く閉ざされたこの扉
痛いままの心
貴女が居なくなってから
誰よりも思ってた
大切に思ってた
開けない 開けない
心に記す 一つの思い
涙で濡れた
ただ一つの日記帳
その染みは消えない
例え貴女が現れても
開かない 開かない
貴女が私を解ってくれる日迄
硬く閉ざされたこの扉
代わりに誰か開こうとしても
貴女の代わりは
どこにも居ない
2023年 7
「夢を見てたい」
夢を見てたい
ずっとずっと
この時間続けばいいのに
凭れ掛かる肩が
今 横にある現実
まるで嘘みたい
ずっと思ってた
密かに思ってた
言えなかった
自分の思いなんて
言えなかった
揺れる心を
どう抑えたらいいのか
日々考えていたくらいね
好きとか愛してるの言葉じゃ
もう足りなかった
貴方を思う気持ちは
足りなかった
夢を見てたい
貴方と過ごす時間
あの日貴方を
好きになった時から
2023年 6
「雪のように」
雪のように寒くなって
少し切なくなる
何故だろう
少し前に話したのに
心に貴方が居ないみたいに
感じちゃう
冷たい雪じゃなく
温かい雪みたいに
優しさに包まれて
過ごせたら幸せだな
貴方と見たいな
この淡い雪
幸せな時間がくれた
小さな思い出は
心に溶けることなく
残る雪のように.
貴方をずっとずっと
思うから
2023年2
「幸せとは」
幸せとは
平凡かもしれないけど
今生きている事かな
生きたくても生きられない人がいる中
母に産んで貰い
色々そりゃ
波乱万丈だったけど
辛い事も多く
泣いた事の方が多いけど
それでもこうやって
今を生きて
自分の気持ち書けていること
幸せだと思う
2023年 1
寂しさの色は藍色で
涙の味がした
幾つもの涙が重なり
青く濃くなって
固まって凍ってく
溶かして 溶かしてって
一人心で訴えて
痛いよ 痛いよって
一人で耐えて
崩れてく心
罅(ひび)が入るような
音を立てて
はぐれてしまった心は
いつか凍った心
溶かしてくれる人に
出会えるのだろうか
出会えるのだろうか
溶けるだろうか
溶けるだろうか
溶けて春になって
仄かな桃色に
なるだろうか