寂しさの色は藍色で
涙の味がした
幾つもの涙が重なり
青く濃くなって
固まって凍ってく
溶かして 溶かしてって
一人心で訴えて
痛いよ 痛いよって
一人で耐えて
崩れてく心
罅(ひび)が入るような
音を立てて
はぐれてしまった心は
いつか凍った心
溶かしてくれる人に
出会えるのだろうか
出会えるのだろうか
溶けるだろうか
溶けるだろうか
溶けて春になって
仄かな桃色に
なるだろうか
降る可能性なんて
かなり少ないけど
僕は寒空見つめながら
窓越しに外見てた
部屋と外の温度の
差を感じるばかり
白くなった窓に
僕は落書きして見た
冷たい窓は
僕の指も冷たくする
だけど僕は
作ってみたいなって
思いながら
雪だるま描いてみた
雪だるまさん
雪だるまさん
寒がらないように
マフラーも描きましょう
だけど
溶けないで
溶けないで
皆を笑みにする
優しさそのままでいてね
貴方という太陽の下で
包まれていたかった
今迄も今もこれからも
これから.......
これからあるのかな
ばっか考えてるのに
私は貴方のことばっか
考えてるのに
太陽が近くにいない
いつも照らされていない私は
もし花ならば
もう枯れているね
心が
私の心が
枯れない様に
私を思って
私を思って
優しく抱いて
懐かしく思うこと
心の中のアルバムの
頁をめくるように
自分の詩を辿れば
君の泣き顔も
君の笑い顔も
2人の喧嘩も思い出す
2人して悪さして
飛ばした自転車
寒い朝もね
君は悪さして
こっそり忍び込んだ
お父さんの車
こっそり仕事場
着いて行ったね
色んな事が
カラフルな色達みたいに
駆け抜けてく
小さな傘をさしかけてくれた
あの優しさも
今大きくなった
君の手も
みんな私にとって宝物
これからもこれからも
そっと足していく
心のアルバムに
足していく
もう一つだけ もう一つだけ
貴方と物語作れたら
私は幸せだな
もっと触れてきて 触れてきて
私の心に触れてきて
涙が出るくらいに
幸せだと感じた時
私から生まれる
温かい詩は
いつか物語になる
小さくてもいいから
物語になる
小さくてもいいから
物語にする
貴方と必ず
物語にする
貴方を愛している
証を残すの