t「ラブソング」
過去の貴女に送るラブソング。
笑った時に出る笑窪が可愛いね
怒った時に膨らむほっぺが愛おしかった
優しい君の大きな瞳が好きだった
お互いにぶつかった手に顔を赤くしたあの瞬間が
なによりもいじらしくて幸せな時だった
君との君たちの思い出はかけがえのないもので
今でも鮮明に頭の中を彩る
寂しい夜もあったけど次に君に会える時間を考えて
一人ベッドで枕を抱きしめて眠る
ラブソングって何で他人の恋愛遍歴?を聞かされなきゃいけないんだ…クソクソ自慢しやがってっこっちは恋愛経験すらなくて妄想と創造と想像で構成されてるのにっ捻くれているのはわかってるっけど、クソッ恋愛してなくても刺さるラブソングが羨ましいっ!!!!
t「すれ違う瞳」
ファンとしてあなたの視界に映りたいと思うのは許してほしい。
邪な考えなのはわかってる。それでもあなたを応援するファンの一人で、夢を追いかけるあなたをずっとみていたい。
画面の向こうでは決して合うことのない目線。
ライブだけはあなたの目にとまることができる。
グループとしてその中のメンバーの一人として私は応援したい。他のメンバーを目で追いながらずっとあなたを意識する。
合うようで合わない、あなたとファンとですれ違う瞳、ちょっとでもいいからみてほしいの私を。
t「風と」
この強い風とともにどこかへ飛んでいけたらなと思う。
この広い世界の中で狭い一つの世界の中で生きてる。
この気持ちを消化することも評価される事もなく。
この考えも行動も一つ一つただあるだけの存在。
この何とも言い表せない自分はどうすれば…。
この駄文も時間も全て風と共に消えたい。
この体ごと全て吹き飛ばしてそして。
この何かを無かったことにしたい。
t「軌跡」
僕らの軌跡はこれから。
幾度の挫折と現実を突きつけられても、後ろを向きながらも進んできた。
嫌な事も楽しい事もその時に思った事も全部を含めて僕ら、だから。
目標を立ててがむしゃらにくらいついて必死に暴れて、最後に見た地面に溜まる水面には、透き通るほどの青空が輝いて見えた。
空に虹の橋をかけるまで僕らの軌跡は永遠に終わらない。
t「好きになれない、嫌いになれない」
君のことが大好きだった。いつまでも自分を持って楽しそうに生きている君が本当に大好きだった。
君が誰かを思った時、当たり前だけど君は変わってしまった。前のろうな自分らしさが消えて会えば想い人の話ばかり。予定を決めようと持ち掛けても、自分のために予定を空けてはくれなくなった。
前ほど君の事を好きと思えなくなった。そこにいるのは恋に落ちたただの人。大好きだった君はもう居ない。
それでも一度好きになった人を手放せなくて、自分が勝手に嫌な思いをしても君を嫌いになんかなれなかった。
でももう自分を見てくれない君を、好きにはなれないし、だからと言って誰かを想う君を嫌いにはなれない。
君を思いながらそばにただいるよ。