t「巡り逢い」

画面の中では何度の人生を巡り終えてやっと運命の人に出逢えた、そんな内容がうつしだされている。
タイトルに「巡り逢い」なんてかいてあったから恋愛ものだろうと思った。ここで期待を裏切って何度人生を巡っても逢ってしまうあいつが気に食わないので…みたいなのだったらちょっと面白いなと思ったけど、案の定恋愛ものでつまらなくはない、むしろ久しぶりに見た王道展開でついみいってしまった。
時代はたくさん巡れどやはり王道はいつであっても面白いのはずるいと思ってしまうな。

t「どこへ行こう」

どこへ行こう、たまにはそんな言葉を口にして余裕を持っていきたいな。
そんな暇もなく毎日同じ時間、同じ道を行ったり来たり。
朝早く夜遅く、開いてる店なんてコンビニくらい。
冒険に出ようなんという幼心は、平日の終わりにのみ顔を出して休日の朝になると眠ってしまう。
旅には出たいが時間も休息も、体力も足りない。弱る気持ちを連れてどこにもいけずにいるよ。

t「big love!」

好きなものへの愛があふれて止まらない。
毎日毎日好きな事をものを考えてて楽しいがすぎる。
幸せでハッピーな気持ちにしてくれるのは愛だと思う。
今日も好きなものへの愛が止まらない。
好きなものへの気持ち届けこのおもいbiglove!

t「ささやき」

最初は挨拶するだけだった。
朝教室のドアを開けたら目が合うからおはようってお互いに言うだけ。
仲良くなってからお昼を一緒に食べるようになった。先に自分が場所取りをして、自分を探す君を見つけて大声でこっち！と叫んだ。
もっと深い仲になって子どものように隠れるように身を寄せあって、二人でクスクスとささやき笑い合う。

いつの間にかそんな距離になるまで自分たちは仲良くなってた。

t「星明かり」

夜空を見上げればまんまるなお月様が浮かんでいる。
パッと目に入るそれはまるで物語の主人公のようだ。
不規則に散りばめられた星明かりはモブたちみたい。
それぞれに名前があれど一際輝くそれには勝てない。
そんな事を考えながら今日も星明かりの道をたどる。