t「未来図」
自分の未来を描いてみましょう!
なんて授業未だにあるのかな?
生きてるのかもわからない先の未来に、きらきらな瞳を輝かせて自分の思うままに描く。そんな純真無垢な気持ちを利用した授業。
でも大人の思うものを描けないと否定される、おかしいよね自分の未来図なのに、他人が口を出していいはずじゃないのに。
子どもの発想は無知であり既知もある。自由でもあり縛られてもいる。
子どもの思う未来にあまり大人は口を出さないでほしいな。
t「風景」
ある景色を思い浮かべて目を閉じる。
ずっと目指しているあの場所に行って自分は色んなものに照らされている。
その光景を勝ち取るために今、いきている。
色とりどりに照らされた光は祝福するかのように輝いている。
きっとそこに立った時、自分は一歩引いてみてしまうだろう。
嬉しくて涙が勝手にこぼれてきそうになるのを我慢するために。
まるでそこに広がる風景を眺めるように、本人のような他人事のような、そんな気持ちでそこにいるかもしれない。
だから今のうちにシュミレーションしているんだ。
目指したあのステージに立ついつかの日を。
t「夢へ!」
へってなんでえって音で発音するんだろう不思議。
調べたらへは方向を示すんだって。そうなんだ〜。
そしたら夢へ!も夢に向かって!とか夢の方向へ!
みたいな感じなのかな?夢という不確定なモノなの
形も色も匂いもしないそれというナニかに向かって
行動を起こすんだ。不思議だね。ふわふわしてるね
t「元気かな」
まだ幼かったころに年は追いつかないけど
君に似合う人になるから待っててほしい!
と顔を真っ赤にした君はどうしてるかな?
活発でどうも可愛げない君があの時だけは
愛おしく思えた。幼い君との約束なら…。
きっと大人になればその気持ちは変化して
自分なんて忘れて好きな人と結ばれるはず
あの時の君の顔がどんなに可笑しかったか
今でも思い出せるくらいには君を思ってる
元気かな?あの日交わした可愛げのない君
t「遠い約束」
待ってるよ。
その一言だけを残して君は行ってしまった。
自分よりも早く大人になる君。
どい足掻いてもこれだけは一生追いつけない。
それなのに待ってるよ、なんて…。
残酷な現実を突きつけられても進みしかない。
君と交わした未来の遠い約束のために。