t「あの夢の続きを」

幼い頃に目指した夢がある
大人になりながらその夢は手放した
他の夢を手に掴んでもがいて生きていた
でも生きていくうえでやっぱり無理だと手放す
最後の最後に残った希望は
幼い頃、夢に向かって歩んだあの努力だけだ
小さな頃の努力が自分に残された唯一の夢になる
もし可能ならいつか見たあの夢の続きを
今まで歩んできた経験と努力で
叶えるために歩き出したい
さあ動け夢に目掛けて手を伸ばせ

t「あたたかいね」


「今日はあたたかい！」
「鼻水じゃない温度差！」
「震えてない武者震い！」
「寒くない！」

そう言わないと最近毎日寒いんだよぉぉぉぉぉ

t「星のかけら」

ほしいものはいつも気づかない
しょうがないと自分に聞かせて
のーとは言えない自分がいやで
かたちと見た目にこだわったら
けしカスのような自分が出来た
らいせの自分に祈るしかないな

t「Ring Ring...」

昔と違って今は、黒電話の前で待つ
みたいないじらしい事はしないだろう
今は国を越えて画面越しに会うことが出来る
昔は見えない相手と不安を募らせながら文通していた
今は相手が見ているのかどうかも分かってしまう
高い音を響かせて鳴るあの電話はもう無いが
自由な音で鳴るその電話は、恋人たちの中では
昔と変わらず待ち遠しいものだ

t「追い風」

僕らはマイノリティで周りからの理解も少ない
向かい風が強くて挫けてしまいそうになるけど
それでも諦めず僕らの踏み出した新たな一歩が
未来の誰かの追い風になればいいと願っている
だから僕らは今日も生きる未来への希望のため