現実逃避
火曜日の朝は目玉焼きとウィンナーで決まっている。
曜日感覚のためや、決まったご飯にすることで節約になったりならなかったり。
いつもどおり目玉焼きを焼いてウィンナーを焼いて皿に盛る。フライパンはいつも通りシンクに、お湯を浸しておく。
上手く焼けた今日は、仕事が忙しくなるとわかっていても、ちょっと気分が上がる。るんるんにお弁当のおかずを詰めて蓋をして終わり♪なんて思いながら手を伸ばしたその先の蓋が滑り落ちた。お湯を浸したフライパンの中に…。
上がった気分が一気にズーンと落ちていく。見たくない…認めたくない…さっきまでのるんるんを返せ!!!心の中で悪態を着くも現実に起こった事に現実逃避なんて叶うはずもなくはぁ〜と大きいため息だけを口から零してスポンジを持った。
君は今
おはよう!ハル君は今日何するの?
好きになった人にさりげなく送る言葉。
今日初めての会話で君との世界が広がる。
物憂げな空
雲が太陽に嫉妬して太陽を隠している。
そう考えると何だか雲が可愛く思えてこの曇り空も悪くないかなと思える。
「晴れでもない雨でもないこの天気は悪くない」
君がそんな事を言うからあんな考えが浮かんだのかもしれない。
好き、なんて言葉を硬派な君からはきっと中々聞けない。
悪くない。だからかそんな言葉でも、君の嫌と思わない物を好きになりたいと思ってしまう。
例えそれが物憂げな空でも、自分にとっては君から悪くないを貰った羨ましくて好きになりたい空だ。
Love you
ありったけの情熱を君に
I love you
太陽のような
私は昔、日の出る国に暮らしていた。
今は日の出がない国に暮らしている。
特に困ることは慣れてしまえばどちらの国に居ても同じような暮らしが出来る。もし不満を上げるとすればこれだろうか。
敷布団を持ち上げてベランダで干す。パンパンとほこりを落として、飛ばされないようにしっかり止めたら部屋に戻る。
お布団から太陽ようなにおいがしないことぐらいだ。