2/19/2023, 11:14:27 PM
枯葉
体を震わせる風が吹く秋の夕暮れ。
見上げた先の空に溶け込むような色を付ける紅葉たち。
地面には空から落ちてきたのか?と思わせる色の付いた葉たちがかさかさと話をしている。たまに風と踊りながら優雅に場所を変えては着いた先でまたおしゃべりをしている。
そんな事を考えながら自分の隣で傍若無人に空から落ちた葉をがさがさと、音を鳴らして楽しんでる人を見る。
そんな行動でさえ可愛く見えるのは、人肌恋しいとかそんな理由じゃない。
大きくなった君はいつの間にか目線の高さも合うようになり、言葉遣いも大人になった。そして、色んな事があって今、自分の隣に君はいる。
大人になったら失われる無邪気さ、君はそれをいつまでも持っていて、大人になったら忘れてしまう楽しさ、君はいつまでもそれを忘れない。
楽しそうだね
うん!今しか出来ない事だから!
大人になった君の、自分にしか見せない子どものような笑顔が好き。
今が秋の夕暮れで良かった。
2/18/2023, 10:29:54 PM
今日にさよなら
おはようございます、こんにちわ、こんばんわ、さよなら、いただきます、ごちそうさまでした。
色んな挨拶を言えたかどうか、夜見えない天井を眺めながら始まる一人反省会。
不器用な自分だから、挨拶だけはしっかりしたい。
そう思ってからずっとそれだけはしっかりやっている。
目が慣れて少し天井が見えた頃、心に唱える。
今日の自分にお疲れ様。明日の自分にエールを。
頑張ったこんにちにさよなら。おやすみなさい。
2/18/2023, 4:13:41 AM
お気に入り
色んなものから色んなもの感じて選んで
自分の何かを見つける
好きなものがたくさんあればあるほど溢れて止まらない
それでもそれは数あるもの中から自分が唯一選んだ
自分だけのお気に入り