貴方はどこまで着いてくるの
どこにいても貴方はつきまとってる
気が狂いそうだよ
終わりが見えない
終わらせるのはきっと簡単じゃない
どこに居ても貴方は見てる
気が狂いそうだよ
雑音が私を救ってくれる
訳もない
雑音は貴方を助長するばかりだ
目に見えなきゃ誰も助けてはくれない
人は目に見えなきゃ信じる事は難しいのだ
どんな事を考えても反対される
何をしても否定される感覚
気持ち悪い
そんな事ないでしょうに
貴方はどこまでも見てる
私を
逃れられない
逃れたい
私はもう見られたくない
何も聞きたくもない
何も思考したくない
逃れられない
当たり前な事である
貴方は私自身なのだから
私が私を救ってくれる事などないし
私が私を生き地獄に落としただけだ
何も伝わらないあなたはきっと
私を正当に見ることはないだろう。
星が溢れるように胃から液が飛び出るその現象は
貴方の事がずっと好き。
会った時から、喋り方も
性格も、仕草も、全て好き。
今までしてこなかった自分磨きをし始めた。
仮に貴方が今の私を好きでも、そうじゃなくても
私が貴方に見合うような人になりたくて。
前までは忘れていた爪切りも
めんどくさくてやらなかった眉毛を剃る事も
日焼け止めを塗るのも
全部、ちゃんとやるようになった。
沢山連絡をとって、いい感じ。
貴方が私の事を特別扱いした時があった。
嬉しかった。
両想いだなと思った。
だから、告白したの。
でも私失敗したみたい。
私が浮かれてただけだった。
未だに頭から離れない。
貴方の声で、貴方の口から
言われたから。
「君をそういう人としては見れない」
「ごめんね。」
私は絵描きだ、私は作曲者だ、私は物書きだ
私は動画編集者だ、私は演奏者だ。
全て私の趣味だ。
全て、やってみたくて始めたものである。
何も知識が無いので、あまり良いものでは
無いかもしれないし、誰も見ないかもしれない。
それでもそれが好きでやっていた。
どれも楽しんでやっている。
他にも色々な事に興味があり
沢山のものに手をのばした。
全て好奇心から始めていた。
時が経ち、私は様々な人と関わり始めた。
少しづつ、沢山の人が私の作品を
みて、きいた。
正直嬉しかった、もっと応えようと思った。
それと同時に、色々な事も考える様になった。
こうすればもっと良いだろうか
こうした方がもっと喜んでもらえるだろうか
他人の事を、考える様になった。
また少し、時が経った。
私は、沢山の人を見た。
皆、とても輝いていた。
悩んだ。
どうすればもっと良くなるのだろうか
どうすれば称賛してもらえるのだろうか
どうすれば、もっと
私 を
見てもらえるだろうか。
こうすれば人気が出るだろうか
こうした方がもっと万人受けして
注目してもらえるだろうか。
そうやってぐちゃぐちゃ、ぐちゃぐちゃと
考え続けて私は、ただただ
人の目ばかり見るようになった。
いつからか、大切なものを忘れてしまったようだ。
私は、私だけの大切な作品達を
承認欲求の為だけに
利用するようになってしまったんだ。