瞳をとじて
移ろいゆく景色が目まぐるしくて
少しだけ疲れてしまうから、
せかせか動きつづけることもできないし
じっと待つこともできないし
流れに身を任せながら揺蕩うことも
視点が定まらないままに
自分の世界を少しだけ見てみたくて
少し眠っていよう
あなたへの贈り物
あなたを愛して何をしても
あなたが求めるものではなかったのかもしれない。
あなたが私を愛してくれても
私がそれにきがつけていたかわからない。
でも大丈夫みたい
私じゃない誰かも、みんな、あなたを愛していて
欲しかったものを他の誰かがくれるから
嬉しさと安心と、
私の代わりはいくらでもいる当たり前のことに
少しだけ、きがつくことができたりもしてみた
羅針盤
進むべき道が真っ直ぐじゃなきゃいけないなんて
誰に決められてるわけじゃないんだし
遠回りしても、いっかい戻ってみてもいいんじゃない
右に行こうが左に行こうが
行き先は自分で決めていいんだから
明日に向かって歩く、でも
目指してるところってどこなんだろうなって
考えたりもするけど
人間、きっと向かうところは一緒なのかも
明日がゴールじゃないように
見えているところがゴールじゃないんだきっと
今日があることも明日が来るかもしれないことも
あたりまえじゃないのに、
痛いんだなあ。
でも、今日を生きることを許された昨日をありがたいと
思ったり。
人間ってどんなことがあっても辛いし、
どんなことがあってもありがたいんだよ。これが。
ただひとりの君へ
今この瞬間生きている貴方には貴方の人生があって、
今も過去も未来も貴方のもの。
辛いことだらけの世の中で
伝えたいことがうまく伝わらなくて、理解もされなくて
誰かに裏切られては誰かを裏切って
誰も傷つけないようにと、それでもなんとか行動すれば
すべて裏目にでて誰かを傷つけて、勘違いされて、させて
ボロボロになりながらも、ここまできたんだね。
あの時、、この時、、過去の出来事に縛られて
前に進むことも怖くて、不安で
でも過去だけを振り返って自分を責め続けないでほしい。
辛かったな。
全てどうでもよくなったこともあると思う。
でも、それでもここまで歩いてきたんでしょ
別に綺麗事とかじゃないんだけど、
貴方っていう存在は貴方しかいなくて
貴方、たったひとりだけなの。
それってすごいことだと思うんだけどなあ。
過去の失敗とか過去の過ちがすべてじゃなくて
これからどう生きて、何をするかなんだと思うんだよ。
誰かに、自分に囚われずに生きていきたいよね。