1番最初に忘れるのって声だから、逆に声さえ忘れなければ全部覚えてられると思うんだよね。だから私、君が話す時はいつも耳を澄ましてるの。いつかお別れしてもさ、そしたらきっとずっと覚えてられるから。
私の心の中に、君にしか入れない場所があって。君の心の中に、私しか入れない場所がある。それってなんて素敵なんだろう!
大好き。大好き。でもこれはしまっておくの。私しか入れない場所に。
あなたが好きですって、言ったら。困った顔したね。昔、そう、昔の話だけど。好きだった。狂っちゃいそうなくらい。あなたのためなら大好きなシェイクも放り出せる、それくらい。
あなたの瞼の動き、目元の皺、声、指の骨、優しそうだけど意外と人見知りなとこ、話す言葉の美しさ、それを聞いて幸せを感じられる自分、その柔らかい時間。あの時、あなたの全部が私のためにあったと思ってた、もちろん、私の全部も。私にとってのあなたと同じくらい、あなたにとっての私も大きいって信じてた。
いま、私はいろんなことを知って。あなたの世界には私以外もいるんだって、当たり前のことに気付いた。
受け入れられるほど大人じゃないけど、正面からぶつかれるほど子供じゃない、し、あなたの方が正しいって私は知ってたから。
あなたはいつだって正しい。わかってる。ひどい人、ずるい人、なのに優しいよね。
私だけが悪いことにするくせに。私だけに優しいから。いつも嫌いになろう終わりにしようって思っても結局また好きになる。悔しい。ずるい、ひどい、バカ、マヌケ!でもやっぱりまだ、
楽園ってどんなところだろう。美味しいものとか綺麗な景色とか、まあそういうのは大前提としてね。そんなものじゃない、とか言うのも今更臭いかなと思うので。楽しい、園。園は花園とか?じゃあわくわくお花ランドは楽園ってこと?わからなすぎる 別に わくわくお花ランドに顧問と行っても楽しくないだろうしな…まあ顧問と行くわけではないけど いや別に嘘ではなく 例え話というやつでして とにかく楽園がわくわくお花ランドじゃないならいよいよ検討つかなくなってきたかも てかさっきから気になってたんだけど私ばっかり喋ってない!?困る お前と話したいからわざわざこんな答えもあるかわからないあやふやな単語で連想ゲームしてるんだよ!?!?!いやまあ別にそんな怒ってはないんだけど 喋るのめちゃくちゃ好きだし いつもならやかましいって言われるから自重してるけどさ、やっぱお前といると変なこと言ってもいいから楽だわ。
一番小さいんだね かわいいね