『また明日ね!』
『うん』
別れ際に2人でいつものように交わした言葉。
君は知らないだろうね、私がこの瞬間が1番嫌いだということを。
あと何回『また明日』って言えるかな
ずっとこのまま続けばいいのに。
別れ際なんてなければいいのに
このまま君と永遠に____
« 別れ際 »
今日は髪の毛もきっちりセットして学校の準備をしていた
しかしニュースでは降水確率50%という微妙な数字。
まぁ、いけるか!!
と思い家を出た。
そうしたら通学途中雨に降られた。
あー、髪の毛ぐっちゃぐちゃになっちゃった…笑
せっかく君のためにセットしたのにな。
« 通り雨 »
(今回はどちらの性別にでもなれるように書いてみました!)
月曜日は私にとって大嫌いな日だ。
差し込む光、鳥の鳴き声、朝の空気すら嫌いだった。
いつからかな、あなたに恋をしてから月曜日が好きになっていた。
月曜日になり、学校につくと相変わらず騒がしい、
クラスメイトの話す声、椅子を引く音、黒板に文字を書くチョークの音
いつも通りの日々だ。
でもそんな私が月曜日を好きになったのは
『 おはよう 』
あなたの少し低く、掠れた声が聞こえるから。
« 声が聞こえる »
『君を想い続けて何回目かの秋』
「俺秋が1番好き、だって涼しいじゃん。」
そう語っていたよね、
私の君への想いはまだ夏なんだけど?笑
なんてね笑
そしてまた秋が来た
放課後、漫画やアニメでいえば定番の体育館裏で君を見つけた、その時の気持ちはなんて言えばいいんだろう
君はクラスのあのコに告白されていたよね。
その時の君の顔はあの紅葉のように赤色に染まっていた。
そしてそのコの想いは実ったかのようにまるで向日葵のような笑顔になった
つられるように君も笑顔になったよね。
あぁ、私の想いは春になることはできなかったなぁ…笑
君を想い続けて何回目かの秋、私の想いはまるで枯葉のように散っていった。
« 秋恋 »
私には好きな人がいる。でもそれは一度も話したことの無い人
そろそろ卒業の日も近づいてきていていつも話しかけようとして臆病な私は内に引っ込んでしまう。
臆病な私とは打って変わってクラスの可愛いあの子は
みずから話しかけに行く。
いいなぁ。
羨ましいなぁ。
私にはそんな勇気ちっぽけもないや。
あぁ、このまま卒業なんて嫌だなぁ。
ねぇ、私ねあなたに話しかけられるように頑張るから、
だから
もう少しだけ時間をください。
« 時間よ、止まれ »