True Love
とある探偵事務所の話
「僕が思うに【真実の愛】なんてものは存在しないんじゃあないかな」
「というのも【真実の愛】なるものが存在するということは同時に【真実の愛でない愛】、まぁ【偽の愛】とでも呼ぶことにしようか、それが存在することを示してしまう」
「では何が【真実】と【偽】を分けるのであろうか」
「【愛】なんてものの価値観は曖昧で人による、尽くしたいもの尽くされたいもの、追いたいもの追われたいもの、依存するものしないもの、それらも含めてはっきりとした形がないものも多くいる、それなのに何か明確にして【真実】などと言えるだろうか、否、言えないだろう、もし言えるという愛の伝道師様がいれば是非ご歓談願いたい」
「まぁながったらしくなってしまったがやはり【真実の愛】なんてものはないんじゃあないかな、まぁ僕があってほしくないと思ってるだけかもしれないがな」
「なぁミケ、君もそう思うだろ」
「ミャ〜オ(知るかそんなこと)」
「興味ないって感じだな」
カランコロン
「おしゃべりはおしまいのようだな」
「いらっしゃいませお客様、本日はどのような真実をお求めですか?」
またいつか
「またいつか」
と来ない未来を当たり前に期待してしまったあの日を忘れてしまいたいのに
今を生きる
今を生きる
過去を生きた
未来を生きたい
他でもない貴方と
飛べ
「飛べ」だとぉ!?
俺に命令してんじゃあねぇぜ
いいか!俺はなぁ巷では西の...え!?名乗りはいいから早く飛べだぁ?だぁかぁらぁ命令をするなって!
なにぃ!?俺の愛しのprincessが落ちている真っ最中だって!?そっちを早く言ってくれよ!!
なんで落ちているのかもしれないが
princessのためならこの命だって捧げれるぜい
待ってろよMy princess!
飛ぼう!明るい未来が待っているからな!!
special day
今は貴方といる日が私にとってのspecial day
いつかはそんな日がnormal dayになったらな