朝も夕も冷房で暮らす夏

窓開けて風を取り入れることあまりなく


風鈴の音色を聴きながら

スイカを食べたり、寝転がって本を読んだ

いつかの夏 懐かしむ

新緑深まり

向かいの林から

ホトトギスの歌が聞こえてきます



独特の旋律

ホトトギス、ホトトギス、ホトトギスデス

そんなふうに歌ってるように聞こえるけれど


ホトトギス同士で そんな会話しないだろうし

何て歌っているのかなぁ

今年の冬は作らなかったな、肉まん


丸く伸ばしたきじに

豚肉と玉ねぎの餡を乗せ


ひだよせ、ひだよせ、そっと包みこむ

不恰好でも大丈夫

蒸し上がればまぁるくなる



火傷しないように気をつけながら

ふかふかをいただくのが格別で。



あのふわふわを手に包みたい

そんなこと思った

青嵐ふく夏のよる



♯ そっと包みこんで

昨日と違う私


これまでは

寝る前に、

反省がてら

今日とは違う私を思い描いて眠ってた




これからは

寝起きに、

昨日とは違う私！

なんて思い描けば

新しい日の始まりを感じて

小さなわくわくが生まれそう

そちらの桜はいかがですか？

こちらの桜は五分咲きです


桜が運ぶ

心通わすメッセージ

送ったり

届いたり


久しぶりの方にも

お元気ですかと

送る勇気をくれるもの