#48 胸の鼓動
[胸に響く言葉]
心臓バクバク。
どうしよう。
人前で発表するのは本当に緊張する。
観客はジャガイモだと思うといいよ、
って無理無理無理。
あわわわわ。
緊張し過ぎて言葉に感情がこもらないよ〜。
上手くいかないなー。
上手い人の発表を聞いた。
観衆の胸に響く言葉の数々。
私にあんな風になる日は来るのかな。
#47 踊るように
[生きる]
この世の中で、明るく、しなやかに踊る。
何気ない日常がありがたい。
何が起きても
自分の解釈一つで
呪いにも祝福にもなる世界。
何もできないけれど、
楽しんで感謝だけは捧げたい。
きっと、気づかない内に
見えない何かに助けられているから。
#46 時を告げる
[神社の朝を告げる]
ドーン、ドーン、ドーン、ドーン。
どっしりと重い低音の太鼓が鳴り響く。
午前7時。
神社の始まりの音。
今日も一日よろしく
神様にご挨拶をさせていただく。
サラリとした風が葉に触れて微かな擦れる音。
木々もサーっと風が吹いた余韻の音がする。
小鳥がさえずる。
大きなカラスが飛び立つ。
朝日が昇ってきた。
そろそろ出発の時間だ。
さぁ、今日も一日頑張ろう。
神様に礼を言って、日常に舞い戻る。
#45 貝殻
[螺鈿ーらでんー]
貝殻と言えば、螺鈿細工!
虹色に光る貝殻を細工して、
模様をあしらうアート作品。
祖母の家にも、
一つだけ螺鈿細工の箱がある。
角度を変えると違った色を魅せるのは
螺鈿細工の作品ならでは。
時代を問わず、その美しさに魅了される。
いつか、私も買ってみたい。
#44 きらめき
[明滅]
一つ一つの命の輝き。
花の如く、咲き誇り、瞬く間に散ってゆく。
一瞬一瞬の光の煌めき。
それは一生懸命に命を燃やした魂か。
これでもかと苦労して
報われることなく散った数多の魂か。
今私たちがここに在るのは、
報われることなく散った幾多の魂の御蔭。
限りある命。
感謝して、大切に使わせて頂く。