明瀬

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1/5/2023, 2:59:52 PM

正月でも人は死ぬ。
闘病中だったのか、はたまた餅を喉に詰まらせたのか。ともかく死とは平等にいつでも降り注ぐ。
冬晴れの空は青く、高く澄む。年も明けてまだ日は浅く、こんな日に死ぬのならば青い空が見たいものだろう。

冬晴れ

12/20/2022, 4:18:20 AM

ひとがひとりしねば、寂しいし悲しいし苦しく辛いのだ。そんなことも、忙殺の日々に忘れてしまいそうになる。
死は今日を生きる我々に余りにも身近で遠い。
死に触れて、初めてそれを思い出す。常にその寂しさを思うことは難しい。

寂しさ

12/4/2022, 12:21:12 AM

高速バスの車窓は、故郷、家族、残してきた愛着あるものたちへの感情を置き去りにして過ぎてゆく。
「またね」と、一時だけの別離を約束したから。再び会える日はそう遠くないだろう。

さよならは言わないで

11/17/2022, 10:52:11 PM

冬の寒さ、夏の暑さに悲鳴を上げる自分を見ると、人間はギリ地球という環境に適応できていないんじゃないかと考える。そして人間がギリ生きていける地球のポジ取りにやはり奇跡を感じる。
冬の独り歩きの時はそういうことを考える。

冬になったら

11/17/2022, 6:31:04 AM

愛別離苦とは仏教における四苦のひとつで、愛するものとの別離は避けられぬものであり、また人間にとって苦しいものなのだ、2500年前の昔から。
はなればなれとは、単なる別離か、或いは永遠の別れか。兎に角、人にとって面白いことではない。

はなればなれ

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