鳥かご


扉は開いているのに飛び立てない
とまり木にもいられずに
横たわったままの僕
歌う君が見ているのは
どんな景色なのだろう
星が瞬きだす
君の声も聴こえない
このまま静かに眠りに落ちる

今日の心模様


重く垂れこめた鉛色の雲
たのしかったはずの昨日
なぜか思い出すのは
忘れたいことばかり
降り出した雨
全部 全部 洗い流して
私ごと
何もなかったかのように

友情


会えなくなったけれど
笑顔でいてくれたら、と
願っています

花咲いて


彩られたあざやかさに
魅せられる
空に向かって咲く花が
誇らしげに
微笑ってみえる

夏がくるね
夏がきたね

もしもタイムマシンがあったなら


過去にも未来にも行けるのなら
どちらに行ってみたいだろう…
絶滅した生物を見に行くのもいいし
温暖化がどうなっているのかも
見に行ってみたい気がする
でも帰って来れないと困るから
僕はたぶん乗らないかもしれない