勿忘草

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6/9/2024, 10:44:30 AM

朝日の温もり


カーテン越し
柔らかな陽射しは穏やかで
シーツの上
猫のように欠伸をする
昨日のことは済んだこと
涙も傷も嘘もぜんぶ
浴室で流したら
だいじょうぶ
鏡の中の私につぶやく
やさしさに包まれた朝に

6/8/2024, 10:52:10 AM

岐路


そこに立つたび
迷って悩んで考えて
歩く路をひとつ選んできた
過ぎて思えば
ほかの路を選んでいたらと
ため息に消えることもあった
けれども
間違えたわけじゃない
今の僕だから言えること

6/7/2024, 10:13:44 AM

世界の終わりに君と


それが夜明けでも夕暮れでも
星空でもかまわない
ふたり離れずに手を繋いで
最後まで一緒にみていよう

6/6/2024, 10:05:22 AM

最悪


なんとなく……
考えてしまうことはあるけれど
そのシナリオを選ばないように
月あかりの下
キミとともに歩いて行く

6/5/2024, 10:19:00 AM

誰にも言えない秘密


秘密だから教えないよ
それがあなたでも
ぼくの中に閉じこめて
誰からも見えないように
ずっと隠しておくんだ

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