私は、ダンスが好きだ。
嫌な時や、辛く切なくなるときは、いつも好きな曲で、踊っている。
親友から、[ユーチューブ配信で踊ってくれない?]と頼まれた。
親友だから、[いいよ。]と言った。
親友はユーチューブの配信者をやっている。
たまに、私も、手伝っている。
だから、ユーチューブ配信で踊るのは、始めてだ。
ユーチューブ配信を始めてから数日後.......。
初めた時は、緊張ぎみだったが、今では慣れたもんだ。
私は、その頃まだなにも知っていなかった。
私が、人気者になるなんて.....。
ユーチューブとして活躍していた私は、ダンスがすごいと、評判が上がっていた。
ニュースにも出ている、一番有名なダンサーハヤテが、ダンス大会を開いた。
その時、私は、帰ろうと思っていたその時....。
ハヤテが私を止めた。
[お前の実力は、こんなもんか。見せてみろ!お前のダンスを。]といってきた。
ステージに上がったら、好きな曲が流れてきて、その曲にあわせて踊った。
ハヤテも参加した。私たちは、まだ知り合ったばかりだけど、私たちは、息ぴったりにダンスを踊っていた。
この日は、クリスマスだった。
突然、夫が、話があると言ってきた。
夫から[離婚してくれ]と言われた。
なぜかと理由を聞くと[愛する人ができた]と言った。
私は、なんと言えば良いのか迷った。
とりあえず、私は[そうよかったわね。愛する人ができて。]と言った。
[その人と幸せにね。離婚届けを先に出しといたから。もう二度とここに戻って来ることはないだろうね。さようなら.....。]荷物をまとめて出ていった後.....。
私は、これからどう生活していこうかと考えていた。
考えていたら、石につまづいてしまった。
血が出てしまったので、絆創膏を出そうとしたら、男性が、手をさしのべてくれた。
私は、ドキッとなってしまった。
(私は、どうして生きているのだろう。現実は、どうして、辛い1日ばかりが続くのだろうか。もうどこにも行きたくない。どうせなら、辛い人生がないところにいきたい。)
ボーッっとしていると.....。
(もう夕方か....。このまま一生目を、覚ましたくない。この夕方がずっと続けばいいのに。)