初恋の日
恋ってなんだろう？
まだ、私にはわからない。
ドキドキする人？
楽しい人？
安心する人？
どんな感じなんだろう？
いつか来るであろう初恋の日。
今はまだわからなくていいや。

明日世界が終わるなら
それはそれでどっちでもいい。
それが私の結論。
人間いつかいなくなるわけだし。
逆に寂しくないかもよ？
でも、人生いい部分もあるもので。
心残りはある。
じゃあ、その心残りを実行して終わりを待つの？
多分違う。
そもそも出来ないし。
私は叶いもしないいつも通りを願いながら過ごす。
きっと、明日世界が終わるなんてことがわかったら
皆やりたい事をするだろうし、
恐怖で何が起きるかわからない。
私は、誰もいないようなところで静かに過ごす。
あ、でも好きなものくらいは食べたいかも。
最後の晩餐は大事。

君と出逢って
新たな世界を見た。
新たな自分を見た。
面白さも楽しさも知った。
こんなにも美しい世界があったんだ。
そう思った。

耳を澄ますと
早朝、目が覚めた時
朝だよ〜、と鳥のさえずる声がした。
朝、同じ道を歩いている時
さわさわと木の葉が風に揺れる音がした。
昼、いつもの空間にいる時
ざわざわと人々の声がした
夕方、家に帰る時
帰ろ帰ろとカラスの声がした。
夜、まったりしてるとき
近くの家の楽しげな会話が聞こえた。
深夜、ふと目が覚めた時
なんの音もしなかった。
ただ、自分の心音だけだった。

二人だけの秘密
「二人だけの秘密だよ？」
そう言って笑った日。
一時、二人だけの秘密が
私達の流行りだった。
どんなにくだらないことでも
二人だけの秘密〜と笑ってた。
楽しかったなあ。