あの時、
約束をしていたら
姉は自殺を思いとどまって
夏に旅行行けたんかな

そのくらいの約束で
生きる希望にはならへんね

何にしても
姉は生きる事を選ばないね

ふたり
あなたとわたし

わたしはあなたと
ふたりになりたいけど

あなたは
わたしいがいのふたりのかんけいをもっている

このじかんだけ
ふたりきり

いつまでふたりでいられるだろう

貴方と出掛ける見知らぬ街で
思い出ばかり増えていき

貴方がいなくなったら
この街は
私のなかで滅びていくのかと思うと

寂しさが湧き出るな
あまりにも美しい静かな街だ

なにか分からない…

それを知って
何がどうなる

誰にだって
表に出せないものを抱え込んでいる
それを真実なんて
悪いことで問い詰められたようだ