阿呆豚

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11/23/2024, 10:59:07 AM

火に集まった虫が
焼かれて落ちていく

私と同じだと思った

質のいい才を持ったもの
時代に必死で喰らいつく私
才に焦がれて落ちていく

火を消すか
虫を救うか

どちらも自滅だろう

11/23/2024, 1:51:13 AM

夫婦
恋人
友達
親友

どこにも当てはまらなかった僕達は
大人の階段をどこかで躓いていた

時計の針が進もうとて
進まない僕らが追いかけても意味が無いように

この関係に名前を付けるのもきっと意味は無い

現実逃避ではない

終わりが近い僕たちの少しの寄り道だ

11/18/2024, 2:54:16 PM

たくさんの想い出を背負って
たくさんの人からのプレッシャーを受け止めて
たくさんの傷をその心に負ったんでしょ

あんたみたいな人はきっといつか報われる

とか皆言ってるけど
実際、そんな都合がいい様にはならない

俺がそうだからだ

これは実体験だわさ

あんたもきっとそうや

地獄の業火を浴びながら落ちても尚

堕ち続けよう

11/17/2024, 2:24:31 PM


都合のいい現実に光をあてて
知りたくない現実は見ないように
手で目を塞いでたんだ

冬になったら手がかじかんで
力も入んなくなった
温めて欲しい
そばにいて欲しい
相手に求める言葉ばかりが浮かんだ

雪も降り出して、積もって
私の浮かべた言葉は薄くて軽いから
この雪と一緒に溶けてしまうだろう
きっと誰も気づかない
それがいい
それでいい


11/15/2024, 2:23:51 PM

子猫をくわえた親猫をこの前見た
大人になった今でも雑な運び方やなて思う
でも、よぉ考えたら
あん時、あいつへの俺の気持ちとか態度も
分かりにくいし めちゃくちゃ雑やったなぁなんて
思い出した。

でも分かりにくくても、ごっつ雑でも
あいつ以外は見えてへんかったし
あいつ以外いらんかった

猫より俺のが余っ程ダサい
所詮俺なんてしょうもない人間や


これは他と比べ自分を下げる男の惨めな日常と
過去に縋る進めぬ男の独り言である

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