「はじめまして。」

あなたと交わす最初の言葉。

初々しいあの雰囲気が
とても暖かく感じるのは
笑顔のせいにしてもいいだろうか。

極限まで溜まったストレスの発散場所がなくて
どうしようもなく涙が溢れる時。

悲しくて血が滲むほど
唇を噛んで涙を堪えた時。

人前で泣くことが恥ずかしくて
裏でひっそりと涙を流した時。


心の限界が計り知れないから
いつまでもついてくる涙。
泣きたい時に泣ける方が幾分か素敵だと思う。

小さな幸せを感じられる人は
当たり前を大事にしている素敵な人。

小さな幸せは訪れるよりも早く
目の前にある。

見たことのある景色
聞いたことのある会話
食べたことのある味

初めてなのにどこか
懐かしく感じるのは
誰の記憶だろうか。

猫を被った私を好きになってくれた
本当の私を知った貴方は離れて行った。

ありのままを受け入れてはくれませんか、
もう二度と素でいられなくなる前に。