透明
透明と言われたら、
「限りなく透明に近いブルー」と思ってしまう。
村上龍氏の有名な小説のタイトルですね。
最初に聞いた時、なんて素敵なタイトルだろうと思いました。
儚くて、凛と張りつめたような美しさもあって。
こんな言葉を生み出せるなんて、作家ってすごいなあと感動した覚えがあります。
実は小説は読んでいません。
かなり殺伐とした内容だと知り、タイトルから自分がイメージした内容とはかけ離れていて、その頃はイメージを壊されたくなかったんですよね。
でも私も随分大人になったので、そろそろ読んでみようかな。
何十年ぶりかのタイムカプセルみたいに。
後悔
もっといろいろトライすればよかった、
という後悔を少ししている。
年をとるほど、やってしまった後悔より、
もっとやっとけばよかった、という気持ちが増える。失敗は笑い話のネタになるし。
娘には、自分の力を見くびらないで、望みを高くしていいんだよと伝えたい。
そして、私ももう一度、ほんの少しでも背伸びをしてみようかな。
子供のままで
子供のままでいたいってよく言うけれど、
私はそうは思わないな。
苦しいこともキツいことも結構あっても、
大人になってからの方が人生は絶対楽しい。
甘いものばかりじゃなくて、
苦みがあるものも美味しくなるの。
そういうふうに思う人、いないかな?
初恋の日
思い出すのは小学生の時、
なんだか飄々としていた、
足の速い男の子。
派手ではないし、
今でいう陽キャでは全くなかったけれど、
不思議にクラスメイトから好かれていた。
いいなと思ったきっかけは何だったんだろう。
全然思い出せない。
見て、たまに話せるだけで満足だった。
元気でいるといいな。
明日世界が終わるなら
嫌なことは全部捨てる。
嫌な人もその記憶も全て忘れる。
良いことと、
好きな人のことだけ覚えていよう。
捨てられないと思ってたのに、
その気になれば、捨てられることに気がついた。