1/21/2026, 2:33:42 AM
海の底
「いつか皆、そこに行くんだよ」
そう言った貴方は今そこにいるのでしょうか。
1/20/2026, 2:31:09 AM
いつもの通りの朝。
朝食を食べて、支度をして、満員電車へと乗り込むはずだった。だけど、駅で乗ったのはいつもと反対方向の電車。
きっとそれは君に会いたくて。
たどり着いた先に君がいるかは分からないけど。
でも、まぁ、いてくれたら良いよね、と自分に言い聞かせた。
1/24/2025, 4:30:40 PM
優しい嘘
バイバイ、またね。
あの子は最後にそう言って笑った。
1/11/2025, 4:37:34 PM
あたたかいね
帰り道、無防備に外気に晒されている君の手を握った。
想定してたよりも冷たい手。
君は驚いたように一瞬目を丸くし、そして笑った。
10/30/2023, 4:15:09 PM
懐かしく思うこと
何事もない穏やかな午後。
言い換えればそれは何の変哲もないいつもの退屈な時間だ。
異世界に召喚されて冒険に出たり、学校中を揺るがすような大事件に巻き込まれたり、そんな漫画や小説のような特別な出来事は起こりそうになかった。
「ユウちゃん、今日を特別な日にするにはどうしたら良い?」
あまりにも退屈で目の前の親友に解決策を求める。
「何?突然」
「だってもー何もないじゃん」
何かない?何か!
そう詰め寄ると親友は呆れたようにため息をつくと、仕方ないなぁ、とでも言うように何か思案を始めた。
外は雲一つない青空が広がっている。
グラウンドから野球部の掛け声が聞こえてくるし、隣の校舎からは吹奏楽部のブォーという楽器の音が聞こえてくる。それらを聞きながらぼんやりと窓の外を眺める。
「そうだねぇ、そうしたら10年待とうか」
「なにそれ」
「今日を特別にする方法。まぁ特別にはならないかもしれないけど10年経ったらきっと今日は好い日になるよ」
そう言って親友は笑った。
私はなんて返したんだっけ?
覚えてない。覚えてないけど、10年以上たった今もふとあの日のことを思い出す。