8/1/2025, 4:12:34 PM
真夏だから暑くて汗くさくて目を逸らした先に生き物が死んでて見えるものの半分くらいハレーションで息苦しくて生ゴミに蝿が集って水着のせいで汚いとこ隠せなくて、あなたに会いたい
7/20/2025, 6:45:14 AM
ビルから足を踏み出すとき、墜落じゃなく飛翔の夢を見たい
嘘みたいな嘘が本当になる 紙ヒコーキのプロペラで指を落とす
なんかの裏紙もアルミも祈りも夢も全部羽根
わたしはどこにだって行ける
/飛べ
7/10/2025, 3:30:51 PM
シーリングライトの天井の照明の丸いの
が、気持ち悪い許せない早く
早く早く早く履く光に
光に向かって飛んでいく蟲の一生を
首を吊るのに1番向いてる平仮名によく似た傘 電車に忘れてそれでおしまい
暈が嘘ってことがちゃんと嘘でここにいちゃいけないって思えたから気の澄む棲む済む日までの主人公の勇者でいたい
/冒険
7/1/2025, 1:53:31 PM
( )まとわりつくような重たい空気に、破裂寸前まで死臭が詰め込まれている。
いまだけはハレーションで膚が焼かれるのを知っている。知っていた。知っている。
ゴミ捨て場に投げられたビニル袋の中身に小蠅が集ると、季節が玉座を奪い合う。
花火かき氷ひまわり海スイカ入道雲蚊取り線香風鈴浴衣知らない死体。
夏。夏依りの夏。
/夏の匂い
6/30/2025, 11:47:04 AM
湯舟に耳まで沈むことそれとカーテンはむかし同じだったのだ
/カーテン
(思えば去年も、同じ題で字余りの歌を投稿しました)