彼が声を掛けてくれた
満面の笑顔で
5歳の時と同じだ
ぐずった顔でもしていたかな
アルファベットを
書きにくくしていたら
右上にしたら
書きやすいよと
あとの3年私の視界から消えた
クリスマスローズを持って
御挨拶
迷い猫がよく来る家だった
真っ白な子猫が座ったまま
うたた寝してる
鍵しっぽ持って遊んだり
猫缶嫌がり食べない
犬のドックフード
猫には大きいのに
ガリガリ夢中で食べてる
おやつをあげたかったな
猫の恋

初恋の日11

映画の津波を見た
最後はやっぱり家族なんだろうか
私は今の日常がいいな
最後ならば
ここのみんなに会ってみたい
思いっきり話がしたい
今は怖すぎて言えない
合わない人と
どう接すればいいか
分からない
適当にかわしてますが
地雷踏んでます
サンダルを履いて歩き出した
真剣勝負の言葉が
心地良い
心の隅々まで感動した
そんな話がしたいです

明日世界が終わるなら10

今日は
エメラルドグリーンの
揚羽蝶がリンプンを
まきながら飛んでいた
蒲公英のワタが
風に舞って飛んでいた
楽しいんだ
毎日が
涙が出る程に
心がときめくんだ
あの出逢った一瞬から
新しい出会いが変わった
今日も一歩譲って貰ったかも

君と出逢って09

ありがとう

金管楽器の音が聴こえる
夏セーラー服を着て汗かいた
トロンボーン
胸の鼓動が聞こえる
血管の感触
犬と猫少しハムスター
思い出は幸せの時間
うたた寝するとワン
水がなかったとはっとした
雲になって出てきた
それシャワーヘッド
写真に撮った

耳を澄ますと08

distance

私が感じる距離
私が感じる気配
私が読んだ言葉
時空を越えた距離
私の想い
わたしのときめき

無花果のシホォンケーキ
しあわせ
懐かしさ
わたしたちのじかん

繊月

龍天に登る背鱗は蒼々し

二人だけの秘密07

常に会話してるよ