右手の左

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1/19/2025, 11:46:10 AM

ただ一人の君へ

オンリーワン
流行った あれだ

 何ものも代えがたいただ一つ
それでいて
他の誰とでも変わらない
誰かにとってはただの誰とも変わらず。
なのに
僕にとってはただ一人
失えば悲しいし 悔しい 辛い し忘れられない
それは時間が積み重ねたものなのか
血がそうささせているのか
それとも思い出の共有 なのか


ただ何も残っても代えがたい

1/18/2025, 12:36:10 PM

手のひら宇宙

今まさにこの世界 
今見ているこのスマートフォンの中。
あるいは、そのマウス、あるいは、そのペン
そのハサミ、その包丁
無限の宇宙

1/18/2025, 7:47:40 AM

風のいたずら


いろんなことがある
風で帽子が飛んでいく
帽子も制服の一つだ
これがないと困る
転がった先が君の足元

1/16/2025, 12:12:08 PM

透明な涙

水だ。
雨と変わらない。
向こうが見える。
君の本心が

1/15/2025, 12:16:39 PM

あなたのもとに


時間は、案外平等ではない。
呆れるほど不平等で理不尽だろう。
どんなに這い上がっても
叩きのめして、立ち上がれないほど痛めつけてくる
なのに、あなたは立ち上がるのだ。
じっとうずくまっていれば、誰も見向きもしないのに。
けれど、あなたは立ち上がり、また
あなたのもとに、それは来る
迫りくる。
あなたは、迎え撃つために笑う

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