理想のあなた
そんなの完璧な自分に決まってる。
痩せててスタイル良くて可愛くて。
頭が良くて優しい子。
その上ちゃんと辛い時に辛いって言える。
それに比べて私は太ってて太ってて仕方なくて。
鼻が低くて団子鼻で、頬にしっかり肉付きがあって。
めんどくさい女で。本当に面倒臭い女で。
勉強だってちゃんとしたいのに意志が弱い。
悩んでいることを人に聞いて欲しいのに誰にも言えないで
卑屈になって悪口を言い出す始末。
今のこんな私がずっと憧れてるのはA花ちゃんの努力して綺麗になった
素敵なスタイルと顔と。
B美ちゃんやC子ちゃんみたいに頭が良くて優しい所と。
私の友達皆が持っている本当の友達が羨ましい。
つまり私は孤独なんだ。
1人で生きていけないのに誰にも助けてって言えない女なんだ。
私も友達が欲しい。
辛い時に辛いって言いたい。
私にはそんなことしていい所なんてないんだろうな。
モンシロチョウ
小さい頃よく捕まえて、、、
小さい頃ですよ?小さい頃。
でも本当に申し訳なかった。
ごめんなさい。
私が幸せのハッピーエンドを迎えるとき、
貴方はきっとバットエンドを迎える。
貴方がもしハッピーエンドを私と願ったとしてもそれは叶わないかな。
それがハッピーエンドっていう残酷で静寂のある言葉だと思う。
夢が醒める前に
貴方とお付き合いできたことが夢のようです。
どうか 貴方が私を見なくなってしまう前に私の素敵な思い出を
なくしてください。
そして 貴方とは何事もなくまたお付き合いで出来ますように。
今貴方は私のことをどう思っているのか知りません。
知ろうとも思ってないよ
でも私か貴方に見せる姿はいつも本当に私が見せたい姿じゃないの
貴方からしたら私は言いたいことを言わないで 我慢して ちょっと不思議で 優しいと見えてるかもしれない。
でも違う
私は言いたい言葉を言わないんじゃなくて言えないんだ。
我慢してるのは言ってしまったら嫌われてしまうと思うから。
不思議でいるのは貴方が怒っているだろうと思っている事をに対して私があまり怒っていないような態度をとるからだよね
それはあなたの悩みの種になりたくない。貴方に弱いところを見せて嫌わられないか心配だから。
優しいのは貴方に能天気だと思っていて欲しいから。
比べちゃいけないことなんて分かってるの。
あの人と貴方は違うんだってことも分かってるよ
でもいつあなたが私の夢から醒めてしまうか不安だから
いつあなたが私を見なくなってしまうか不安だから
私はあなたに偽って接してる。
ごめんなさい。
どうか私の夢から醒める前に
あたらしい私との夢を上書きさせてください。
怖がりな人は何事にも先を見通せる力がある。