秋の訪れを感じることの出来る景色と風の色
優しいそれらは少しだけ心を楽にしてくれる
肌に触れる温度が優しければ優しいほど
生きていていいんだって気持ちになる
息がやすくなる
春と夏に体調を崩しやすい私は
やっと生きることが出来る
秋が来て冬が来ればやっと

どこまでも旅は続いていく
生きている限り諦めない限り
優しいあなたが
今以上に傷つくことがありませんように
あなたがあなたらしく旅を続けられますように
旅の途中で会えたならいいね

モノクロに染まるこの世界を
愛することができるかなんてわからない
ひとりになることもだれかといることも
選ぶことも選ばないことも
自由なのだと思うには世界は広すぎて
今日もまたモノクロの世界で息をする

永遠なんて、ないけれど
どこにもないと知っていても
探し求めてしまうのだ
どこにもない
そうだとしても
どこかにはあるのだと信じたくて
私は永遠を君に詠う

涙の理由を教えてよ
ひとりで泣いたりしないで
君がひとりで泣くのなら
僕は君を守って死ねない
君は僕を守って死ねない
それだけなのに
涙の理由はどこにあるんだろう