棗_元 涙空

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9/11/2025, 12:13:37 PM

ひとりきりで泣いていた
何を信じればいいかすらわからなくなって
何を信じていたかすらわからなくなって
ただひとりきりで泣いていた
何かを信じていたかすら私は
何かを疑わずにいたのだろうか
信じるということは疑わないということじゃないのに
それさえわからなくなって傷ついていた
本当は怖かったんだ
それでも盲目でいたかった
ひとりきりが怖かった

9/10/2025, 5:37:33 PM

すべてを混ぜたら白になった
単色でも綺麗なそれは
混ぜれば混ぜるほど色味を忘れ
最後には何もなかったかのような白になった
色を忘れるという
元の色を覚えている?
...私はもう覚えていない

9/9/2025, 3:56:17 PM

フィルター越しに見る世界は何色だろう
そのフィルターは何を指すだろう
世界を選べたとして
選んだ瞬間にそれ以外が消えてしまうのなら
そんなシュレディンガーね猫のような世界なら
見たい世界と自分がいる世界
そのふたつにはどれほどね差異があるのだろう
このフィルターは何を映すだろう

9/9/2025, 3:50:45 PM

どこへ行こうか
きっとどこへだっていけるけれど
望む未来の為に選ぶのなら
どこへ行くのがいいのだろう
ひとりでは不安に押し潰されてしまうかもしれない
誰かとなら勇気が出るかもしれない
きっとどこへだって行けるから
怖がらずに踏み出したいな

9/7/2025, 11:35:33 AM

雨と君の不似合いさといったらなかった
気だるげに頭痛を訴える君が雨を厭うのは
なんだか少し猫みたいで可愛くはあったけれど
私が太陽に不調を覚えるみたいに
君は雨に不調を覚える
苦手な天候が正反対というのも
お互いらしさだとそう思った

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