君と飛び立つ夢を見た
君がいない人生は考えられないし考えたくもない
だから君がいないなら私はいつでも飛び立てる
君がいない人生は私にはなんの意味もない
これからも一緒にいたいから何度も泣いてしまう
きっと昨日は生きてきて1番泣いた日だ
君と飛び立てるなら何もいらないのに
目を閉じてそんなことを思う

きっと今感じていることを忘れないから
いつか忘れる日が来るまで
ずっと大切に覚えておくんだろうな
どうにもならない想いさえ
忘れることが出来ないから
私はきっとこの心に囚われたままだ

なぜ泣くの？と聞かれたら
わからないと答えるんだと思う
理由もなく涙が零れてくるんだ
気付いたら泣いていることが増えた
どうしてなのかわからなかった
きっと夢の中ですら泣いていたのだと思う
どうしたんだろうね
溢れる涙を止める術がわからないんだ

足音がきこえる
それは別れにも似ていたようで
確かな足音にきこえた
手を取りたくなんてなかった
けれど忍び寄るそれに逆らうことなんてできなくて
静かに別れを受けいれていた

終わらない夏があるのなら
それは恋なのだろうか
春も夏も秋も冬も
心の全部が熱を帯びる
それを恋だと呼ぶのなら
季節がどれだけ巡っても
終わらない夏を君にあげる