8/4/2025, 11:09:45 AM
ただいま、夏がそう笑う
夏が苦手な私は倒れ込んでしまうけれど
太陽も青空も蝉の声もそのすべてが
笑っているような気がした
仲良くなんてできないから
夏も私もずっとそっぽを向いている
8/2/2025, 12:06:37 PM
誰かに向けて書いた手軽は
波にさらわれて見つけられない
そうだ
あの手紙はきっと波が食べてしまったんだ
私の心をまるごと呑み込んで
どこに行くんだろう
誰かの元に届くなら
手紙ひとつが救いになるならいいと
月明かりの下そう思う
8/1/2025, 10:05:44 AM
8月、君に会いたい筈なのに
夏が嫌いな私は
君に会ってもそんなには動けないのだろうと思う
一緒にいたい
一緒にいるだけでいいから
そうしてクーラーのきいたこの部屋で
抱き合って眠りたい
君に会ったら安心して眠ってしまうんだろうな
7/31/2025, 11:07:09 AM
楽しそうに外を歩く学生たちが眩しくて目を逸らした
太陽と学生と夏と電車
他にもあるけれど私が眩しいと感じるものたち
全部眩しくて羨望より拒絶反応が心を襲う
距離を取ってしまう私は弱いのだろうか
怖いと思う
純粋に私は人が怖い
人が眩しい
世界が眩しい
誰にだって悩みはあってそれでも必死に生きている
それすら眩しく感じる私はきっと
生きることが向いていない
7/30/2025, 10:09:59 AM
熱い鼓動が鳴り響く
静かな部屋にどくんどくんと鼓動の音だけが響いている
何もきこえなくて誰もいないのに
何もきこえなくて誰もいないから
幸せ部屋にひとつだけ聴こえる鼓動は
熱くて力強くて
生きていることのなによりの証拠だ