2/24/2025, 10:51:14 AM
一輪の花が咲いていた
それは手に取ることの許されない
毒々しく綺麗な赤い花
きっと死を切り取った血のような花
きっとその花は私から死を切り取ったことだろう
大切なあの人から死を切り取ったことだろう
あの人がこれからも生きていくためのそれならば
あの人が世界や生を嫌うことがないならば
それを詰め込んだ花なら
きっと美しいのだろう
あの人がいつかその花を手に取り
笑うことが出来ますように
ただそう願ってしまう
2/23/2025, 10:45:49 AM
魔法をかけられた
君がいる世界は優しくて
君がいない世界は冷たくて
違いに慣れることはきっとない
君にかけられた魔法は
愛情という
決して解くことのできない魔法だ
2/22/2025, 10:53:27 AM
君と見た虹を私は未だ覚えている
「ねえ、虹!」
そう言って笑った私を
君は呆れた顔で見ていたっけ
写真を撮る私の横で
ただ虹を眺めていた
君の横顔が酷く綺麗だった
虹が消えるまで佇んだ
優しすぎる日だった
2/21/2025, 10:12:38 AM
夜空を駆けてあの星へ
願えばお月様にも届きそうだった
恋をしている
夜空に浮かぶあのお月様にも
誰よりも恋をしている
駆け抜けた先夜空の下で
またあの星のもとへ
2/20/2025, 10:05:11 AM
ひそかな想いを抱えてる
君だけのお姫さまでいたいなんて
いい年してだめかな
ねえ
ずっと傍にいたいな
明日会えるのが楽しみ