心から血が溢れた
けれど透明だったんだよ
透明な涙みたいに
血の色は透明だった
静かに泣いていた
きっと誰もが泣いていた
さようなら

あなたのもとへいつだって駆けつけたい
嬉しいときも寂しいときも
どんな時でもあなただけ
愛してるじゃ足りないから
抱きしめたなら伝わるかな
ずっとずっとあなたがすきだよ

そっと言葉を胸の内
わたしはまだここにいて
大切なものを閉まってる
扉を開くことはもうない
わたしの心は壊れてく
それに蓋をした
もう、いいんだ
そっと瞳と一緒に心を閉じた

まだ見ぬ景色を見たいと思う反面
少し怖いと思う
1歩踏み出せば
どこにでもまだ見ぬ景色は広がっている
けれど言葉の海を泳ぐ私は
触れるものが怖いのだ
言葉以外が怖いのだ
だから見たいけれど少し怖い
だって
未知を恐れてこその人だから
なんて

あの夢の続きをもう見たくはない
あんな夢に私は左右されたくない
一喜一憂したくない
幸せな夢だった
醒めたときに泣きたくなるのは
叶わないと知っているからだ
叶わない幸せ、叶った希望
私はまだあの夢の続きに名前をつけられずにいる