部屋のカーテンは紺色の星空みたいなカーテンで
陽射しが当たると紫になる
とてもお気に入りで晴れの日は綺麗だと思うし
雨の日は夜空が部屋の中にあるみたいで
この部屋は落ち着く
カーテンを開けるのをつい忘れてしまう
太陽は嫌いだったけれど
カーテン一枚を通して少し好きになれた
引っ越す時にこのカーテンにしてよかった
私の自慢だ
涙の理由を君は知っている
私がどうして零れる雫を止められないのか
何回も泣いたなぁ
君のことじゃなく自分のことで
君が心配で泣いた日のことは話していないけれど
明るく振る舞う私は
君にとって活力足り得ただろうか
ねえ、今の君に私は何が出来るかな
会うことが救いになるのならいい
けれど無理をさせたくはない
特別な日なんて君となら幾らでも過ごせる
会いたい気持ちと会って大丈夫なのかという気持ち
難しくてまた泣きそうになってしまうね
束の間の休息という言葉が当てはまる1週間だった
傷つきはしたけれど前向きになれた
私を救うものが何かをしっかり理解して
そうして寄る辺もない場所にいるのは
剃刀の上を歩くようで怖いけれど
幸せになる為に痛みが必要ならば幾らでも
本当は痛みなんてない方がいい
それでも乗り越えてやる
休んだから頑張る番だ
君のことを抱きしめた
想いが全部届くように
好きも大好きも愛してるも気をつけてねも
無茶しないでねも来てくれてありがとうも
12日にまた会えるのを楽しみにしているねも
全部届くように想いを込めて抱きしめた
私が今取り組んでいることに
たくさんの理解と応援を示してくれた君だから
少しでもそれに報いるように
力を込めて取り組もうと思う
心を込めて生きようと思う
今日久々に歩いた道を
昔はよく並んで歩いたなぁ
此処によく来たなぁと懐かしむ
それは決して未練や後悔ではなく
私が紛れもなく前に進んだ証だと思う
あれから幾年が経って
私は幸せになったと言える
貴方との出逢いも終わりも決して無駄じゃなかった
だからありがとう
過ぎ去りし日を思い返しそう別れを告げた