真実は存在しない
事実のみが鋭く

わたしの真実を信じてと言われても
あるはずも無いものをどう信じる？

もはや
尽くす言葉も見つからない
では、何が欲しくて留まるのか

隠されていた君の嘘を暴きたい

涼やかな音
涼やかな夜
壊したい、壊したい、
涼やかな君。

暑苦しい僕

夏の気配が濃厚で

日差しが、眩しいね。

その眩しさに、飽きるんだろうな。
君との関係みたいだね。
夏の熱気。

夏の気配に
既に倦む

日の名残り
わたしを離さないで
どこにも行かないで
嘘でもいい
わたしは独りでは生きられない

君の背中を追って

走っても走っても追いつかない君
待ってはくれない　

君の背中という羅針盤があるから
僕は僕を見失わずにいられる

僕もいつか誰かにとっての
追いつきたい背中になれるのかな、