夏の気配が濃厚で

日差しも眩しいね。

その眩しさに、飽きるんだろうな。
君との関係みたいだね。
夏の熱気。

夏の気配に
既に倦む

日の名残り
わたしを離さないで
どこにも行かないで
嘘でもいい
わたしは独りでは生きられない

君の背中を追って

走っても走っても追いつかない君
待ってはくれない　

君の背中という羅針盤があるから
僕は僕を見失わずにいられる

僕もいつか誰かにとっての
追いつきたい背中になれるのかな、

嫌いな食べ物はなに？
と聞く君
ないんだよな、ほんと　
好き嫌いのない良いこだ

そうなの？じゃあ私の気持ち分かんないかなぁ
だって。　

嫌いがないなら好きも分かんないじゃん

そうなの？
嫌いはないけど、好きでたまらないって気持ち
分かんないのかな。

雨と
わたしが流している涙
似ている
ほこりを含んで緑の香る
雨がふった後と涙を流した後は
似てる
生気を含む雨の跡と涙の跡



涙のあと