5/31/2025, 1:19:42 AM
物語りは
終わらない
昨日の夜にもの語られた後の、わたしの物語り
彼は知ることはないのだろう
あなたの物語の読み手はきっと今日の雨の中にいる
あなたの、わたしの物語は続いていく
読み手の中で紡がれていく
それはいつまでもいつまでも
わたしの命が尽きても。
雨雲のように、変化し地に雨を降らせ
大地を育むような
そんな営み。
5/29/2025, 11:32:32 PM
彼が来年戻ってくるころに
わたしはここに居るのだろうか
わたしはいつも置いていかれてしまう
けれどわたしは知っているのだ
彼が必ず戻ってくることを
けれどあなたは知らない
わたしがここに必ず居るわけではないことを
未来はとても不安定だ
5/28/2025, 11:42:36 PM
ひとりベットに入り眠れぬ夜に
さらさら
さらさら さらさらさらと音が
耳を満たす
どこから?
ここは、この時間は、
どこかの空間に続いていて
わたしを満たす
きっとわたしは
そこには行けないけれど
夜が明けた
5/28/2025, 5:01:14 AM
「さよなら、またいつか。」
そう言って別れた。
またいつか。
その言葉で、わたしを過去から動けない。
「またいつか」なんて、来ない
いっそ、これが最後だと
わたしが言えたら良かったの
最後の言葉だと
5/27/2025, 12:05:38 AM
呼べずに終わった名前
呼ばれずに終わったわたしの名前
名前を呼ばれる歴史の中で、ひとは名前そのものの人ととなりになるという
だとしたら、
はじめて名前を呼ばれ日、わたしは、貴方は、
どんなひとだっだんだろう