ギフト

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5/29/2025, 11:32:32 PM

彼が来年戻ってくるころに
わたしはここに居るのだろうか
わたしはいつも置いていかれてしまう

けれどわたしは知っているのだ
彼が必ず戻ってくることを

けれどあなたは知らない
わたしがここに必ず居るわけではないことを

未来はとても不安定だ

5/28/2025, 11:42:36 PM

ひとりベットに入り眠れぬ夜に
さらさら
さらさら さらさらさらと音が
耳を満たす
どこから?
ここは、この時間は、
どこかの空間に続いていて
わたしを満たす
きっとわたしは
そこには行けないけれど

夜が明けた

5/28/2025, 5:01:14 AM

「さよなら、またいつか。」
そう言って別れた。

またいつか。

その言葉で、わたしを過去から動けない。
「またいつか」なんて、来ない

いっそ、これが最後だと
わたしが言えたら良かったの

最後の言葉だと

5/27/2025, 12:05:38 AM

呼べずに終わった名前
呼ばれずに終わったわたしの名前

名前を呼ばれる歴史の中で、ひとは名前そのものの人ととなりになるという
だとしたら、
はじめて名前を呼ばれ日、わたしは、貴方は、
どんなひとだっだんだろう

5/26/2025, 12:40:40 AM

雨音は嫌いじゃない。雨の中、濡れてしまうシチュエーションは嫌いだけど。
たとえば、様々な思考と考え過ぎの眠れない夜
静かに雨が降り出すと、心は落ち着く。
何故なんだろう?
母のお腹の中で聴いた母の身体が鳴らす優しい音に似てるのだろうか。ザー、ザー、ザー。。。
そもそも母と私は難しかった。それでも、優しい雨音から母を連想する可笑しみ。

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