タイトル 「お菓子作り少女ユメ 誰よりもずっとケーキの巻〜」
私の名前は田中ユメ、なんの変哲もない少女、だけど今はお菓子作りの修行の為にお店
「お願いを叶えるケーキ夢パティスリー」という名前の店を建ててお客様のご希望のお菓子を作っている「ふぅ…ちょっと買いすぎたかな、」手には卵と牛乳、大きな小麦粉がたっぷり入った袋を持っています。今は春まっしぐら、桜の花びらが道に沢山落ちています。チューリップも綺麗に咲きほこりちょうちょも綺麗な羽で飛んでいます。すると大きな段ボール箱がありました箱を覗き込むと小さな子猫が数匹いましたその子は痩せすぎて中にはぐったりして寝ている子もいます。「可哀想、どうしましょう…」か細い声でにゃーにゃー鳴きいかにも助けを求めてる声でユメを見つめていました通行人は段ボール箱に入った子猫を哀れっぽい目で見るだけで誰も近づきません、ユメは市場でトートバッグを買い小麦粉と牛乳、卵を入れて「よいこらしょっ!」と段ボール箱を持ち上げました「わっ何これ、軽すぎ!」産まれたての赤ちゃんみたいに軽い子猫が入った段ボール箱を持って店に帰りました大きな皿に美味しいアツアツのスープを入れて飲ませました、「よしよしお前らは良い子だね〜」すると同居人のアリサが帰ってきました「ただいま〜バターと砂糖買ってきたよ、って何この子!」 「あっえっとこれは…」 「ちょー可愛い!」 アリサは度を越した動物好きでいつも近所の野良猫を捕まえようとするがいつも失敗する。「ねぇこの子名前は?」
「え、えーと名前は…」するとお客様がやってきた「すみませーんケーキの予約何ですけど…」
「はい、何のケーキを?」 「あっ、あなた見たことある、たしか地下アイドルグループのフルーティガールズのリーダーの岡本美乃梨さんですよね!」 「はい、知ってもらえて嬉しいです!」
「はい、ご注文は?」 「家のグループに新しい子の神崎結が来たんです、だけどその子はメンバーと仲良くしないの、ポーカーフェイスでニコリともしない、だけどその子はいつもメンバーの差し入れを買うのをよく見かけるし根はすごく優しい子なの、私は誰よりもずっと結ちゃんの事を知っているって言う気持ちを込めたケーキを作って欲しいんです!3週間後彼女の歓迎会を開くからその時に!」 「かしこまりました、では3週間後に美乃梨さんの自宅にいきますね、」
「はい!ありがとう御座います!」 美乃梨さんは帰って行った「さぁ早速誰よりもずっとケーキを作らなきゃね♪」 ユメは早速ケーキのアイディアを紙に書き始めました、「ケーキは優しさを表現するために生地の砂糖をメープルシロップに変えて優しさをイメージするの、見た目はもっと素敵に華やかな飾りにしましょう、エディブルフラワーはガーベラにして、もっと素敵な雰囲気にしましょう!」予定日の前日
「早速作りましょう!」まずは大きめのボールに小麦粉を振い入れ牛乳と溶かしバターと卵を割り入れる砂糖の代わりにメープルシロップを入れて泡だて器で混ぜる全体に混ざったら型に入れてオーブンで三十分焼く、焼いてる間に生クリームと飾りのマカロンを作る、エディブルフラワーはガーベラで焼き上がったスポンジケーキに飾りを飾る、「気に入っていればいいけど…」
次の日、美乃梨さんはケーキを受け取り「ありがとう御座います!」と言い残し出ていった
数日後、美乃梨さんと結さんが来た「あの、本当にありがとう御座います、あなた達のお陰で美乃梨と他のメンバーとも仲良くなれて本当に良かったです!」
(気に入ってもらって良かったね!) (もちろん!これからも作っていこう!)