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3/15/2023, 9:37:48 AM

君は何を見ているのだ。
その安らかな瞳で何を醜いと思うのだ。
なぜそんなに嬉しそうな楽しそうな顔をするのだ。
なぜそんなに優しい言葉をかけてくれるのだ。
君が汚れてしまう前に僕から離れるべきなのに。
君は僕なんかおいてどこかへ行ってしまうべきなのに。

3/12/2023, 2:07:09 PM

あの子の手の感触を知っている。
あの子の肌の温もりを知っている。
あの子の血液のにおいを知っている。
あの子の涙の味を知っている。
あの子の笑顔を知っている。
僕は知っている。
僕だけが知っている。
だけど、あの子が遺した悪趣味な言葉の意味だけが今も分からない。
知りたい。分かっていたい。
あの子の本性を本音を苦しみを弱さを知りたい。
君をもっと知りたい。もっと知りたかった。
と、今日も眠れず涙ばかりが溢れる。

3/11/2023, 10:23:30 AM

君も僕もそれぞれの人生に戻ったのが正解だったのだろう。
それでも時々考えるんだ。
あの日あのまま破滅へ向かっていたら、日々感じる苦しみも孤独も全部なかったのにと。
でも今は、すっかり人間らしくなった。
社交辞令だって覚えて、安寧を愛せるようになった。
普遍で通俗的な人間になったのだ。
君もそうだろう?
だってそれが、平穏な日常を送るためだと周りの大人が言っていたから。

3/10/2023, 12:19:12 PM

好きな人には性別とか気にせず好きと言っていい。
毎日止まぬ暴力には誰かの目、誰かの言葉を気にせず辛いと言っていい。
マイノリティを言葉に出すことを恐れなくていい。
君は自分を変わっていると思わなくていい。
この世が理解していないだけなのだから。
君のそばにはいられなくても、少し離れたところで画面の先で僕らは繋がっている。
だから恐れなくていいんだよ。
もう君は独りじゃない。

3/9/2023, 1:16:54 PM

もう何回目かの薫風を感じる。
通った鼻に、炭酸が抜ける。
馬鹿みたいに笑いあって、あっという間に時間を喰らった。
もう戻れない日々に、涙が出る。

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