#39【君の声がする】
※ほんの〜り同性愛要素を含みます
「ぐすっ、う…うわぁあん…!」
何処かからまだ高い君の声が聞こえてくる。
近所の男の子で、ショッピングモールで迷子になっていて探しているところだ。
「あ…!」
すると、目の前に君の姿が。
「ひっく、ふぇ…っ、にぃに…、!」
君は駆け寄ってきて、俺に抱きついた。
「ごめん、ごめんな?」
君を抱きしめながら背中をさする。
「うわぁぁあん、!!」
「ちょっとごめん、持ち上げるな。」
結局近くのソファーで君をたくさん宥めた後、手を繋いで帰ったのだった。
#38【ありがとう】
※同性愛要素を含みます
「『ありがとう』ってすごくない!?」
小学生の頃。
君は道徳の時間が終わると、僕の席に来た。
「なんで?」
「だってさぁ、知らない人に言っても笑顔になってくれるじゃん!」
幼いながらに、こんな真面目に考える人いるんだ、って思ってしまった。
「大事だよね…!」
「うん!あのさ、いつも…」
君と目で合図する。
「「ありがと!」」
#37【そっと伝えたい】
「どうしよ…」
僕は自分の部屋の隅で、ため息混じりに言った。
明日はずっと前から告白しようって決めてた日、なんだけど…
今の「親友」って関係が壊れるのが怖い。
…知らない間に、恋人になっててくれないかな。
明日(バレンタイン)告白する方、またはチョコを渡す方、頑張ってくださいね!!٩ ー̀֊ー́ و
私も頑張ってきます!(意味深)
#36【未来の記憶】
えー…………難しくないですか!?
未来とは、これからのこと
記憶とは、脳に入っている過去のこと(?)
それに加えてボーイズラブ路線…
あーーーーー…ダメでした。
想像力、鍛えます…
#35【 】
※同性愛、体調不良の要素を含みます
それと、テーマ関係ないものになってしまったのでテーマが空白です。
すみませんm(_ _)m
「な、顔色悪いけどどうした?
腹でも痛い?」
俺がそう聞いても、君は「ううん、」とだけ言って俯くだけ。
「そ?」
しんどいなら言ってくれればいいのに。
「っう、ひくっ…」
暫くの沈黙の後、君は泣き始めてしまった。
「え、ちょ…どうした?」
「あの、さ…」
君はそう口を開く。
「昨日作ってくれたの…当たった…っ」
昨日作った料理か…
そりゃ言いづらいはずだ。
俺に具合悪いかとか聞かれたら心持たねぇよな…
「マジで!?ごめんな、辛いよな…」
俺は君の背中をさする。
その日は付き合ってから一番君を甘やかした日になったのだった。