クジラになりたいイルカ

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1/12/2023, 11:13:02 AM

ずっとこのまま____


2023/01/12 小説日記

20:10


私のクラスの子は優しい。

他クラスは受験のストレスで教室の空気が常に張り詰めているらしい。だけど、私のクラスはあと少しで卒業だと、今の日々を惜しんで更に仲が良くなっている。


私のクラスの子は優しい。

どんなに嫌な面があろうともそれをしょうがない事だと受け入れてくれる。優しすぎて少し自分がくすんで見えて、居心地が良すぎて逆に、居心地が悪い気もする。






小学校から上がってきてこの子はこういう子、というのがあるから、みんな受け入れてくれるのかもしれない。それに、優しいから。でも、それはこの先もそうなのだろうか。みんなはこんな私を受け入れてくれた。でも、

高校にいっても、
それは同じなのだろうか。

こんなバカ私と。
こんな嘘をつく私と。
こんな会話の成り立たない私と。
こんな気持ち悪い私と。

仲良くしてくれるのだろうか。






そんな不安や悲しみを抱えたまま、

私は嫌な記憶も、良い記憶も、
思い出しながら頭を抱えて受験勉強をする。



取りたくもない合格という名の
チケットのために。

欲しくもない卒業証書という名の
レシートをもらうために。


ずっと優しいこの環境の中にいたい。



20:12

1/11/2023, 3:58:42 PM

寒さが身に染みて____

2023/01/12 小説日記

12:36

最近、人から好かれている気がする。

気づいたら私の机の周りに女子がが集まっていることが多い、と思う。もちろん、私からグループのところへ行くこともある。だけど、一昨年や去年に比べるとものすごい差だった。


好かれることは嫌でないけど、
少しだけ違和感があった。








人に優しくするのが疲れたあの日。
我慢していたものが溢れたあの日。
母と先生に気持ちを伝えたあの日。
友達や母に嘘を突き通したあの日。
朝方までひっそりと泣いたあの日。
初めて息ができなくなったあの日。
人といることが嫌になったあの日。


全部全部。今思えばとても小さい悩み。
その小さな悩みに苦しんでいた自分が気持ち悪い。


あの日の私は、周りが優しいから誰も責めることができなかった 。怒りをぶつけることができなかった。それが嫌で、自己嫌悪をして自分が自分だけの加害者と被害者になるしかなかった。

でも、それがわかった上で、些細なことが少しでもあれば友達を責める理由がみつかると思い、気づけば、私は友達の短所を探していた。



だけど、なかったんだ。

あったはあったのだけれど、どれも長所に変わってしまうものばかり。それに、友達は私に傷つくことなど一言も言わない。相手に例え悪い面があったとしても、私にとって悪影響は何一つない。

そんな恵まれている自分が、
気持ち悪いくて気持ち悪い。






あんなに人や友達、自分が嫌いだったあの日。だけど、今は友達にも優しくされ楽しい。でも、私が楽しいということは誰かが言いたいことを我慢しているのではないかと心配になる。

しかし、最近はそんな優しい心どこかへ行ってしまった。楽しくなったのはきっと私が優しい心を捨ててしまったから。自分を優先するようになったから。もし、また優しい心を取り戻しても周りに迷惑をかけてしまいそうで怖かった。

それに、この楽しい日々を失いたくない。わがままだけれどもう、一生ないかもしれない。だから、私は卒業まではこうやって生きる。そう決めた。





わがままな自分が気持ち悪い。

今日も明日も来年もその先も。

冬の寒さと同時にこの気持ちが身に染みてわかる。



1:00

1/10/2023, 1:12:35 PM

20歳____


嘘を付く。

私は嘘をつくのは下手くそ。

でも、演技なら上手くできる。


5年後も、そうなのかな。





1/9/2023, 10:07:51 AM

三日月____

2023/01/09

学校。

明日は、学校。

1/6/2023, 1:34:27 PM

君と一緒に____

2023/01/06 小説日記


何も考えたくなくて寝続けた。

でも、いつの間にか寝るのも嫌になった。

だって、寝ている間は何も考えないけれど、

起きた瞬間がとても嫌だったから。


ある日、苦しくて苦しくて、

どうすればいいかわからない日があった。

テレビを見ても、

寝ても、

ご飯を食べても

漫画を読んでも、

小説を読んでも、

何をしていも。


ある時、ふと目が止まった。

You Tubeのホームにクレヨンしんちゃんの

サムネがあった。

幼い頃はよく見ていたけれど、

そんな子供のアニメなんて見なくなっていた。


懐かしくて、その動画をタップした。

約1時間。

ふっと笑える瞬間が何回もあり、

心が軽くなっていた。

とてもとても、軽くなっていた。




それから、時々私はクレヨンしんちゃんを

見るようになった。

何も考えたくないとき、

しんちゃんに、

癒やされに、

励まされに、

ちょっと笑いにくる。



そんなクレヨンしんちゃんが大好き。





あとがき


「意外と誰も気にしてないゾ」

「うん、オラ、なんとなく頑張る」

好きなクレヨンしんちゃんの名言です。




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