遠い日の記憶
カエルの鳴き声が鳴り響きながら、
家族でスイカを食べて花火をした。
あの頃は本当に楽しかったなぁ。
今の薄汚れた私とは大違いw。
戻りたい。
ただ、ただ、戻りたい。
終わりにしようぜ
愛されたいんだ
このまま夜に
枯れる陽の中、眠り、逢えたら
触れた指が朝になって解ける
私だけを置いて
愛されたいんだ
一度だっていいから
愛したいんだ
いつかは忘れてしまう 明日を
笑えるように
目にしているのは現実。
hsp体質だからといって甘えるのは違う。
人より疲れやすいからって勉強しないのは違う。
弱いからって努力しないのは違う。
違う、違う、違う。
違うよね…?
私は弱いから。だから、こんな事になってて。
こんなふうにギクシャクしちゃってて。
私のせいだ。
でも、そういうの全て捨てて。
あの子も悪いけど私も悪いからとか、
私も同じだからとか、
そういうのも全部捨てて。
怒ってみたいよ。
理不尽に、身勝手で、わがままに。
でも、そんな権利、私には、ない。
だから、
ここに来て、現実から逃げて、
怒りを涙に変えている。
じゃないと、私はもっと弱くなっちっちゃう。
朝、目が覚めると泣いていた。
泣いたまま、学校に行く準備をする。
なんで泣いてるのかわからなくて。
お腹も痛くなってきて。
こんな自分が怖くなった。
私、普通だ。
大丈夫。
みんなと同じ。
大丈夫。
そう言い聞かせて家を出た。
友達の思い出____
2022/06/62 小説日記
小さい頃は、好き嫌いがはっきりしていた。
この子は嫌い、あの子は好き。
食べ物も飲み物も色も人も服も音楽も何もかも。
でも、今はみんな好き。みんな嫌い。
誰もが平等に見えて特別がなかった。
食べ物も飲み物も色も人も服も音楽も何もかも。
だから、私には友達がいるのか分からない。
相手は友達と思っていてくれても、
私はこの子を友達と思っているんだろうか。
そんな自分の気持ちがわからなくて、
毎回、相手に申し訳なくなってしまう。
こんなことを考える間もないぐらい
一緒にいて楽で楽しい人に出会えるだろうか。
特別が手に入るだろうか。