夏の帽子といえば、麦わら帽子
夏の行事といえば、遠征旅行
...というわけで、只今遠征中なのです。
例え知らない土地や見知らぬ場所にいたとしても、心の中にいつも流れているのは、君の奏でる音楽だよと思いつつ、疲れたので今日はもう寝ます。
おやすみなさい。
私の前世は魚でした。
子どもの頃、海の底から空を眺めている夢を毎日のように見ていました。
きらきらとした太陽から降り注ぐ光を、ずっと眺めていたのです。
なので私の終点は、海。
例えば、また目玉焼きがうまく焼けなかったとか、キレイにお好み焼きがひっくり返せなかったとか、キャベツの千切りが太いとか、こういう事に対しての「上手くいかなくたっていい」は心が救われてほのぼのしますけど、「いやいや、コッチは生活が懸かっとるんや」という状況に対しての「上手くいかなくたっていい」は、救いの言葉ではないですよね。
うちの親は古い田舎の人なので、弟を跡取りだからと言って「蝶よ花よ」と大事に育てていた。別に大した家柄でもないのにね。なんやねん、跡取りって。だから私は幼い頃から「じゃない方」だったし、家なんて滅んだって構わないとさえ思っていた。
大人になって親元を離れた時も、淋しいとか感傷的になるなんてこともなく、むしろ解放感の方が強かった。
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私はこのアプリを始めてまだ日は浅いのですが、最初はなんだか面白そうと気軽な気持ちだったんです。
でもその日のお題を見てあれこれ考えているうちに、自分の中の深淵に向き合い、ずっと閉じ込めていたものを掘り起こさなければならない必要性を感じました。
楽しい思い出ばかりなら、それは楽しい作業ですけどね。でもそうじゃない。
時々、受け止めきれなくてしんどくなります。
でも。そういう自分の中で蠢く感情とちゃんと向き合って消化して浄化していかないと、次へ進む事はできないんだろうなと、なんか色々と噛み締めております。
あと、皆さまの作品を読んでいると、
「貴方の紡ぐ言葉に救われました」と思う事がよくあります。
救われたり助けられたり、共感したり感心したり。
もうちょっと、頑張れそうです。
うちの親は古い田舎の人だし経済的な事もあって、子供の頃からいろんなことを諦めてきた。どうせ才能ないし、やっても無駄だしと、「最初から決まっていた」と自分に言い聞かせていた。そんなふうに逃げていたから、なんかもう、それが楽だと思うようになったんだよね。そうやってへらへらと生きてきたから結局私は何にもなれなかった。
色々と押さえ込んで普通を装って、このまま死んでも悪くないかも、なんてね。
でも今になって、最初から決まっていたことに抗いたくなった。やっぱり何かを残したいと思うようになった。
今、暗中模索している。